神出鬼没?大阪某所の占い師
大阪某所での出来事です。終電まで時間も無くなってきたころ、駅までの最短ルート(人気の少ない細い路地)を急ぎ足に通過していた時のことです。普通なら気にも留めないのですが、その日に限って路上で占いの文字を掲げたご老人が目に留まりました。路上にいる占い師の方であれば、もっと人通りの多い道端にいるものではと今になっては思うのですが、その時は、こんなところで占いとか占い師も大変だなと思ったのを今でも覚えています。遅くまで飲んでいたため、その日は運悪く、終電を逃してしまい、漫画喫茶で朝を迎えました。
始発の電車が動き始めるころ占い師のいた路地を通過すると、変わらず座っています。占い師の勤務体系なんて考えたことはないですが、なぜ?どうして?といった疑問が膨らみ、そこで占って頂くことにしたのです。その時の占いの内容は、仕事は変えずにこのまま続けるのがいいとのことだったのですが、サービス残業に耐え兼ね、転職。しかし、失敗し、現在ではニートです。社畜時代の貯金を切り崩しながら生きています。あの路地には、もう占い師の方はいません。あの時疑問だったことを全部聞いて、占いを信じておけばこんな生活にはならなかったのでしょうか。今となっては何も分からないままです。
優しい占い師について
友達が有名な占い師がいると教えてくれたので、大阪の梅田まで行ったのですが、その日は休みということで鑑定をしてもらうことができませんでした。それで占い師の勤務体系を教えて欲しいと受け付けの人にお願いをすると、すぐにスケジュール表を見せてくれたため後日改めてお願いをすることにしました。
約1か月後にもう1度行くとその占い師は私が以前も来たことを知っていて最初に「この間はせっかく来てくれたのにごめんなさいね」と優しく声をかけてくれたのです。その後もまるで私のお姉さんの様に親身になって話を聞いてくれて、とてもうれしかったです。初めてのことで緊張もあったものの、素直に胸の内を明かすことができました。最後に「駅で落とし物をするかもしれないから大切なものはきちんと保管をしてくださいね」と言われたことが気になったですが、気を付けているせいか今のところ大丈夫そうです。しかし、よく財布や携帯などを落としてしまう性格の私ですから、その性格を当てられたみたいで驚きました。他の占い結果も当たっていて、「来年結婚しますよ」と言われているので今からとても楽しみです。